日本の城建築模型でリアルに蘇る




  1.高松城(香川県)
  2.萩城(山口県)
  3.福井城(福井県)
  4.丸亀城(香川県)
  5.高島城(長野県)
  6.江戸城(東京都)
  7.米子城(鳥取県)
  8.金沢城(石川県)
  9.小松城(石川県)
  10.淀城(京都府)
  11.安土城(滋賀県)
  12.柳川城(福岡県)
  13.苗木城(岐阜県)
  14.岩国城(山口県)
  15.駿府城(静岡県)
  16.小倉城(福岡県)
  17.尼崎城(兵庫県)
  18.水戸城(茨城県)
  19.亀山城(京都府)


     

華麗な装飾をまとい水郷にそびえる白亜の五重天守閣。

筑後 柳川城

(ちくごのくに やながわじょう)
存在年数 270年
喪失後 138年

●創建年 永禄年間(1558〜70)蒲池治久により初築
天正15年(1587年)立花宗茂により再築
●築城者 蒲池治久
立花宗茂
●歴代城主 田中氏32万5000石
立花氏11万9000石
●天守閣創建年 慶長7年(1602年)
●天守閣喪失年 明治5年(1872年) 火災により喪失
●天守閣全高 不明


現在は学校敷地の中に天守台基盤しか現存していない柳川城だがかつては 縦横に巡っていた掘割に優美な姿を映す 五重の天守閣が聳え立っていた。本丸南西隅、居住施設となった御殿建築の立ち並ぶ敷地から一段下がった本丸南西隅、居住施設となった御殿建築の立ち並ぶ敷地から一段下がった場所に建てられていた。
千鳥破風、格子窓、唐破風等を巧みに組み合わせ 最上部は板張りで4周総出窓。非常に派手で華麗な意匠で装飾板張りで4周総出窓。非常に派手で華麗な意匠で装飾された稀有の建築物であった。
270年の風雨に耐えた水郷の名城は明治5年1月18日に原因不明の火災により焼失。
ここに掲載した古写真1枚に姿をとどめるだけの幻の天守閣となった。
あとりえ建築デザイン事務所
 
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